飲食店のシフト管理、DXツールでどこまで楽になる?
アルバイトの希望シフトを集めて、穴を埋めて、直前の欠勤に対応して……飲食店のシフト管理は、地味に時間を取られる業務の代表格です。この記事では、シフト管理DXの現状を正直にお伝えします。
正直に書きます:専業サービスの比較ができていません
当サイトでは本来、シフト管理専業のツールも比較対象に含めたいと考えていました。しかし、比較検討の過程で、飲食店向けシフト管理専業サービスのアフィリエイト提携先を確認できませんでした。そのため、本サイトでは現時点でシフト管理専業のサービスを個別に推薦していません。不確かな情報で比較するより、正直にお伝えする方が誠実だと考えています。
ではシフト管理はどう効率化するか
専業ツールを使わない場合でも、以下のような工夫で負担は減らせます。
- 希望シフトの収集をLINEやフォームに切り替え、紙・口頭でのやり取りを減らす
- POSの勤怠機能(打刻・労働時間集計)が付いているサービスを選び、給与計算との連携を減らす
- 一元管理型サービスの中には、簡易的な勤怠・スタッフ管理機能を持つものもあるため、POS選定の際に確認する
POS選定時に「勤怠機能」を確認すべき理由
シフト管理専業ツールを別途導入しない場合、POSシステムの選び方がそのままスタッフ管理の効率に直結します。たとえば、スマレジはスタンダードプラン(1店舗・月額無料)から利用でき、上位プランでは複数店舗の管理や顧客管理にも対応します(プレミアム月額5,500円・プレミアムプラス8,800円・フードビジネス15,400円、いずれも税込)。導入時の周辺機器一式は税込255,260円〜338,860円が目安です。
Airレジはアプリ・月額・初期費用がすべて無料で、iPad・レシートプリンター・キャッシュドロア一式の端末費用(目安税込129,120円〜)のみで始められます。打刻・出退勤管理の用途で別サービスと組み合わせる場合も、まずPOS本体のコストを抑えられる点は選定上のメリットです。
なお、STORES(一体型)はPOS・予約・決済を一体で提供しており、フリープランは月額0円(端末費用税込27,720円)、スタンダードプランは月額3,960円(月契約)または3,300円(年間契約)で端末1台が無料貸与されます。スタッフ数が多く複数機能をまとめたい店舗では、こうした一元管理型の検討も選択肢のひとつです。
補助金でツール導入コストを抑える
シフト管理を含むデジタルツールの導入費用は、国や自治体の補助金制度を活用することでコストを抑えられる場合があります。国の「中小企業デジタル化・AI導入支援事業費補助金(デジタル化・AI導入補助金2026)」では、ITツール導入費用の一部が補助対象となり、補助額の目安は5万円〜450万円程度、補助率は1/2〜2/3です(プロセス数や賃上げ要件等により変動)。全国の中小事業者が申請対象で、詳細は中小企業庁の公式サイトで確認できます。
東京都内の事業者であれば、東京都中小企業振興公社の「中小企業デジタル導入促進補助事業(令和8年度)」も選択肢です。補助率は1/2以内(小規模企業者等は2/3以内)、上限150万円で、デジタルツール導入費用が対象となります。令和8年度第2回は9月頃に募集開始予定ですので、導入を検討中の場合は時期を逃さず確認することをお勧めします。
今後の方針
信頼できるシフト管理サービスとの提携が確認でき次第、比較情報を追加していく予定です。それまでは、POS・予約・決済の構成診断を通じて、勤怠・スタッフ管理機能の有無も含めて比較できるようにしています。
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