飲食店の予約システム、POSと別々にしていい?一体型との違い

「予約システムを入れたいけど、今使っているレジと別々のサービスになるのが不安」という声はよく聞きます。この記事では、大手比較サイトがあまり触れない「二重入力」の実務的な悩みを軸に整理します。

別々に導入した場合に起きがちなこと

POSと予約システムを別のサービスで導入すると、予約情報をPOS側に手動で反映する運用になりがちです。予約件数が少ないうちは問題になりませんが、団体予約や複数コースの管理が増えると、「予約台帳とレジの人数が合わない」といった食い違いが起きやすくなります。

また、月次の売上集計時に「POS側の売上」と「予約システム側の客数データ」を突き合わせる作業が必要になり、閉店後の事務負荷が増える点も見落とされがちです。スタッフが複数いる店舗では、どちらのデータを正とするかで混乱が生じることもあります。

一体型サービスのメリット・注意点

POS・予約・決済を1つのサービスでまとめる一体型は、二重入力を避けられる点が最大のメリットです。一方で、機能ごとの専門性では単機能サービスに劣る場合があり、「予約機能は使うが、レジは今のままでいい」という店舗には過剰になることもあります。

たとえばSTORES(一体型)は、POS・予約・決済・ネットショップ連携を横断して提供しており、フリープランは月額0円から始められます。決済手数料はフリープランで2.48%〜、スタンダードプラン(月額3,300円・年間契約)では1.98%〜となっており、売上規模が上がるほどスタンダードへの移行でコストを抑えやすくなります。一方、スタンダードプランでは端末1台が無料貸与されますが、フリープランでは端末費用(27,720円・税込)が別途必要な点は導入前に確認しておきましょう。

判断の目安

分離型を選ぶ場合、POSはAirレジ(アプリ・月額とも無料、端末一式の目安は税込129,120円〜)やスマレジ(1店舗ならスタンダードプラン無料、複数店舗・高度な顧客管理が必要ならプレミアム月額5,500円〜)など、店舗規模に応じた選択肢があります。決済端末を別途用意する場合は、これらの初期費用も予算に含めて試算することが重要です。

結局は「予約の比率」と「今の困りごと」次第

一体型か分離型かは、どちらが優れているという話ではなく、予約の発生頻度と、現状どこに手間を感じているかで決まります。「二重入力の手間をなくしたい」「とにかくコストを抑えたい」「将来の多店舗展開を見据えたい」など、優先順位は店舗によって異なります。自店の状況を入力するだけで、この判断を後押しする診断ツールを用意しています。

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